みんな〜!ずんだもんなのだ!
先日、ボクのところにこんなお便りが届いたのだ。
「VOICEVOXでずんだもんに喋らせてみたんですが、なんだか棒読みになってしまいます……」
……わ、分かるのだ。
実はボクも、自分の声で長い文章を読ませてみたら、息継ぎゼロの早口おばけになったのだ。
そこで今日は、ずんだユニオンいちばんの理論派、 四国めたん に先生になってもらったのだ!
めたん「あら。ずんだもんが自分の声について勉強するなんて、いい心がけだわ」
ボク「今日は真面目にやるのだ!」
めたん「……その真面目が3分もてばいいのだけれど」
🎤 その前に、VOICEVOXの話なのだ
VOICEVOXは、文章を入力するとキャラクターの声で読み上げてくれる音声合成ソフトなのだ。
しかも 無料 で使えるのだ。ボクの声も収録されていて、解説動画やゲーム実況でよく聞いてもらってるのだ💚
はじめて触る人は、ボクたちのサイトの VOICEVOX入門ガイド から読むと分かりやすいと思うのだ。
ダウンロードや最新の使い方は、公式サイトの VOICEVOX を見てほしいのだ。
めたん「先に一番大事なことを言っておくわ。ソフトは更新されるものよ。 細かい操作は必ず公式の『使い方』のページで確認する こと。ここで話すのは、あくまで考え方の話だわ」
分かったのだ!
✒️ まずは、読点で「息」を作るのだ
めたんが最初に教えてくれたのは、スライダーより前の話だったのだ。
めたん「調整の前に、原稿を直しなさい。 読み上げの自然さは、入力する文章でほとんど決まる のよ」
え、スライダーじゃないのだ!?
めたん「そうよ。人間だって、句読点のない文章は読みづらいでしょう?」
たしかに、読点がないと息継ぎの場所が分からなくて、ぜんぶ一息で読もうとしてしまうのだ。
- ✕ ボクはずんだもんなのだ今日はずんだ餅を食べるのだ
- ○ ボクはずんだもんなのだ。今日は、ずんだ餅を食べるのだ
読点「、」を入れたところに、ちゃんと間ができるのだ。
めたん「そして、その 間の幅そのものを決める『間の長さ』という項目 があるの。文の中の無音をどれくらい取るか調整できるのよ」
ボク「じゃあ、読点で間の場所を作って、『間の長さ』で幅を決めるのだ?」
めたん「その通り。この順番がいちばん合理的だわ」
ボク、ちゃんと理解したのだ!
🎚 めたん先生のスライダー講座なのだ

いよいよ調整の話なのだ。
公式の「使い方」のページで紹介されている項目を、めたんが順番に説明してくれたのだ。
- 話速 … 読む速さ。数値が大きいほど速くなるのだ
- 音高 … 声の高さ。大きいほど高くなるのだ
- 抑揚 … 声の上がり下がり。 小さくすると棒読み になるのだ
- 音量 … そのまま、声の大きさなのだ
- 間の長さ … 文の中の無音の長さなのだ
ボク「棒読みが嫌なら、抑揚を全開にすればいいのだ!」
めたん「やってごらんなさい」
やってみたのだ。
……ボクの声が、感情が爆発したミュージカル俳優みたいになったのだ。
めたん「極端にすると、逆に不自然になるの。 少しずつ動かして、そのつど耳で確かめる 。それが一番確実よ」
🐌 ボクのお気に入りの手順なのだ
めたんに教わって、ボクが気に入った進め方はこれなのだ。
- まず 話速をほんの少しだけ下げる (それだけで聞き取りやすくなるのだ)
- 抑揚は触りすぎない (ちょっと動かして、前と聞き比べるのだ)
- 動画に乗せるなら 音量 を先に決めておく(あとから全部やり直しは悲しいのだ)
めたん「気に入った組み合わせが見つかったら、それを覚えておきなさい。毎回ゼロから探すのは非効率だもの」
🔤 アクセントとイントネーションなのだ

ここからが本番なのだ。
VOICEVOXには、音の高さ・低さを細かく直す仕組みがあるのだ。
- アクセント … 読みの上に出るバーを左右に動かして、どこで音を下げるか決めるのだ
- イントネーション … 縦のバーを上下させて、その部分の高さを変えるのだ
- 長さ … 一文字ごとの音の長さ。右側が母音、左側が子音なのだ
めたん「地名や人名、それに造語。 辞書に無い言葉ほど、アクセントがずれやすい の」
ボク「『ずんだもん』は大丈夫なのだ?」
めたん「あなたはもう、たいていの環境で正しく読まれるでしょうね。……有名になったものだわ」
てれるのだ〜💚
📖 何度も出る言葉は、辞書に登録なのだ
同じ言葉を毎回直すのは、さすがに大変なのだ。
そんなときは 読み方&アクセント辞書 に単語を登録しておくと、次からその読みで読んでくれるのだ。
めたん「そうね……あなたの動画には、どれくらい固有名詞が出てくるのかしら?」
ボク「ずんだ餅、ずんだあん、ずんだシェイク、ずんだ団子なのだ!」
めたん「……全部ずんだじゃない。まとめて登録しておきなさい」
作品に何度も出てくる名前は、最初に辞書へ入れておくのがコツなのだ。
一度の手間で、あとが全部楽になるのだ。
めたん、ほんとうに効率が好きなのだ……。
✂️ 長い文は、切るのだ
最後に教わったコツが、いちばんシンプルで、いちばん効いたのだ。
めたん「一文を短くしなさい。以上よ」
みじかいのだ!?
めたん「長い文は、どこで区切っても不自然になるの。読点を増やすより、 句点で切って二つの文にする ほうが早いわ」
やってみたのだ。
- ✕ 今日はずんだ餅を作ろうと思って枝豆を茹でていたらずん子さまが来てボクの分まで食べてしまったのだ
- ○ 今日はずんだ餅を作ろうと思ったのだ。枝豆を茹でていたら、ずん子さまが来たのだ。……ボクの分まで食べられたのだ
ぜんぜん違うのだ!
読みやすい文章は、そのまま聞きやすい文章になるのだ。
💚 今日のまとめなのだ
めたん先生の授業、今日もすごく分かりやすかったのだ!
- スライダーの前に原稿を直すのだ。読点で息の場所を作るのだ
- 話速・音高・抑揚・音量・間の長さは、少しずつ動かして耳で確かめるのだ
- 抑揚を上げすぎると、ミュージカルになるのだ
- アクセント・イントネーション・長さで、音の高低を細かく直せるのだ
- 何度も使う言葉は「読み方&アクセント辞書」に登録するのだ
- 長い文は句点で切る。これがいちばん効くのだ
そして、大事なことをもう一度言っておくのだ。
細かい操作や最新の機能は、公式サイトの「使い方」のページで確認してほしいのだ。
ソフトは更新されていくから、そこを見るのが一番確実なのだ → VOICEVOX 公式サイト
はじめての人は、ボクたちの VOICEVOX入門ガイド もどうぞなのだ。
先生をしてくれためたんは 四国めたんのページ 、ボクは ずんだもんのページ で紹介してるのだ。
「こんな設定にしたら自然になったよ!」というのがあったら、Xの @zunda_union でこっそり教えてほしいのだ。
みんなの作品の中で、ボクの声がもっと自然に響きますようになのだ💚
ずんだもんでした、なのだ〜!🎤

